オンライン英会話を選ぶ際、「英語の発音がきれいなネイティブ講師のレッスンを受けたい」と考える方もいるでしょう。
ノンネイティブの講師が多いなか、ネイティブスピーカーのような発音や表現力を身につけたいと思う方も多いのではないでしょうか。
オンライン英会話で、どの国の講師から学べばよいのかは自身の目的や好みによるため、よく検討する必要があります。
本記事では、英語が母国語の国の特徴やネイティブ講師から学べるおすすめのオンライン英会話、ネイティブから学ぶときの注意点を解説します。
オンライン英会話を探している方や、ネイティブ講師から学びたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ネイティブ講師の定義とは?
ネイティブ講師とは、母国語で英語が話されている国の講師を指します。
イギリスやアメリカなどが有名ですが、ネイティブ講師と一言でいってもさまざまな英語を話す方がいます。
ネイティブ・イングリシュというのは、一般には、英語を母語とする人が話す英語のことという意味だが、英語圏の国はどこも移民が多いので、たとえ英語を母語としていても、千差万別の英語が存在する。中には、日本人と大差ないような発音の人もいるのである。
引用元:日本英語検定協会
つまりネイティブの定義はあいまいで、明確な基準はありません。
そのため各オンライン英会話では、ネイティブの基準を設けているスクールも多く、基準をクリアした講師をネイティブ講師としてレッスンを提供しています。
たとえばネイティブキャンプの場合、ネイティブスピーカーによるテストを実施して、通過した講師は、国籍を問わずネイティブ講師に認定しています。
Q:ネイティブスピーカーの選考基準は、何ですか?
A:ネイティブキャンプでは、ネイティブスピーカーによる、ネイティブスピーカーテストを実施しております。国籍に関わらず、テストを通過した講師は、ネイティブスピーカーとして認定される制度です。
引用:ネイティブキャンプ
オンライン英会話でネイティブ講師を選ぶ際は、講師の国籍もチェックしてからレッスンを受けましょう。
英語がネイティブの国とそれぞれの特徴
解説したとおりネイティブの定義はあいまいですが、一般的に英語がネイティブの国としてあげられる国は次のとおりです。
- イギリス
- アメリカ
- オーストラリア
- ニュージーランド
- カナダ
- アイルランド
- 南アフリカ共和国
それぞれの国で話されている英語の特徴やクセなどを解説します。
イギリス
イギリスの英語はアメリカと比較して、音がクリアで単語と単語の間を区切りながら話す傾向があります。
聞き取りやすさと上品さを兼ねそなえている点がイギリス英語の特徴で、アメリカ英語とは主に次の点が異なります。
- 疑問形で上昇のイントネーションを使わない
- 地域ごとの違いがある
- RやTの発音
- Tを発音しないこともある
- 母音が短い
たとえば、Waterはアメリカ英語で「ウォラー」と発音しますが、イギリスは「ウォータ」とTをしっかり発音するところが異なります。
また、母音を長く発音するアメリカ英語とは異なり、イギリス英語は母音が短くテキパキ話すため、早く話しているように聞こえる点が特徴です。
アメリカ
日本の英語教育で教えられる英語の多くは、アメリカ英語です。
英語を早く話せるようになりたい、早く英会話を上達させたいと考えている方は、アメリカ英語から学んでいくとよいでしょう。
アメリカ英語の主な特徴は次のとおりです。
- 地域ごとのなまりが比較的少ない
- イントネーションをつけて話す
- スラング(俗語)がある
- のどの奥から発音する
- 母音のあとのrは舌を巻くように発音する
日本語はイントネーション(抑揚)が少ない言語なのに対して、アメリカ英語はイントネーションが多い点が特徴です。
アメリカ英語はあごの力を抜き、リラックスした声で話す点がイギリス英語とは異なります。
もともと英語はイギリスの言語ですが、アメリカの影響力が強くなっており、オンライン英会話講師に多いフィリピン人はアメリカ英語を話します。
ほかにもカナダやプエルトリコ、メキシコやリベリアはアメリカ英語を話すため、アメリカ英語を学びたい方は、国籍をチェックしてみましょう。
オーストラリア
オーストラリアで使われている英語は、イギリス英語をルーツとしています。
しかし時代の流れとともに変化していき、独自の言い回しや発音がある点がオーストラリア英語の特徴です。
オーストラリア英語の具体的な特徴には、次のようなものがあります。
- 独自の省略表現がある
- 語尾に向かってイントネーションが上がる
- 「ing」の「g」は発音しない
- 「a(エイ)」を「ai(アイ)」と発音する
さまざまな単語の省略表現がある点がオーストラリア英語の大きな特徴で、相手がイギリス人やアメリカ人でも通じないケースもあります。
BreakfastをBrekky(ブレッキ―)、ChocolateをChoccy(チョッキー)と省略して表現し、ほかにも多くの省略表現を使っています。
独自のスラングや言い回しが多いため、オーストラリア英語を学びたい方は、代表的な表現から覚えましょう。
ニュージーランド
ニュージーランド英語のルーツも、オーストラリアと同様にイギリス英語です。
イギリス人やアメリカ人、オーストラリア人でさえ、ニュージーランド英語は変わっていると感じることが多いことで有名で、独自のスラングや英語表現があります。
ニュージーランド英語の主な特徴は、次のとおりです。
- ニュージーランド特有の表現がある
- 発音は基本的にイギリス英語
- 特有のイントネーションがある
- アメリカ英語と使われる単語が違うときがある
ニュージーランドでしか通じないスラングが多くあり、「Ta(タ)」は「ありがとう」、「Sweet as(スイートアズ)」は「いいね」などの表現があります。
また、第2の公用語といわれているマオリ語のなまりがある点も、ニュージーランド英語の特徴の一つです。
アメリカ英語になじみがある日本人にとって、特有の表現やイントネーションがあるニュージーランド英語は、慣れるまで聞き取りづらいかも知れません。
カナダ
留学先として人気があるカナダは、発音のクセが少なく聞き取りやすい英語を話すことで知られています。
カナダはイギリス式とアメリカ式が混ざりあった言語で、発音はアメリカ英語に近い傾向があります。カナダ英語の主な特徴は、次のとおりです。
- カナダ英語ならではの表現がある
- 一部にはイギリス英語の発音をするものもある
- スペルもイギリス英語とアメリカ英語が混じっている
- 英語が第二言語の方も多い
カナダ英語特有の表現で有名なのは「~,eh?」で、日本語にすると「~だよね?」「そうじゃない?」などの意味で使われます。
また、トイレを表す言葉はカナダ英語で「washroom」が一般的ですが、アメリカの「bathroom」とは異なります。
カナダ英語には特有の表現があるものの、アメリカ英語とイギリス英語が混ざった言語のため、比較的誰にでもわかりやすいニュートラルな点が特徴です。
アイルランド
アイルランド英語のルーツはイギリスですが、アクセントが異なりなまりが強い点が特徴です。
もともとアイルランドでは、アイルランド語(ゲール語)が使われており、16世紀のイギリスの植民地支配によって英語を話すようになりました。
そのため、一部の発音や表現方法はアイルランド語の影響を受けており、イギリス英語やアメリカ英語とは異なるアイルランド英語が存在します。
アイルランド英語の主な特徴は、次のとおりです。
- 英会話のスピードが早い
- Yes、Noに該当する単語がない
- アイルランド特有の表現をする
- 標準のアクセントがない
- アメリカ英語とスペルが異なる場合がある
アイルランド英語を話す方は英語を話すスピードが早く、ネイティブ同士でも相手が言ったことを聞き取れないのは珍しくありません。
また、アイルランド英語にはYesとNoに該当する単語がなく、YesかNoで答えられる質問をしても別の返事が返ってきます。
ものを表現する単語もアメリカ英語とは異なる場合があり、アイルランド語の影響を大きく受けている点がアイルランド英語の特徴です。
南アフリカ共和国
南アフリカ共和国は、イギリスの植民地だった過去から英語が公用語です。
ただし同じくイギリス英語がルーツのオーストラリアやニュージーランドとは異なり、独特の発音や表現方法があります。
南アフリカ英語の主な特徴は、次のとおりです。
- オランダ語やアフリカーンス語の影響を受けている
- 南アフリカ独自の語彙がある
- 白人、黒人、インド系でそれぞれアクセントが異なる
- 社会的階級でもアクセントが異なる
南アフリカ英語は、オランダ語やアフリカーンス語の影響を受けており、独自の表現方法が使われます。
たとえば、「now-now(今)」のように同じ言葉を2つ続けて強調するのは、アフリカーンス語の影響とされています。
また南アフリカ独自の語彙があり、知らないと日常生活で困るような表現がある点が、南アフリカ英語の特徴です。
どの国の講師から学ぶのがいいかは自身の目的や好みによる
一般的に英語がネイティブの国として紹介される国と特徴を解説しましたが、どの国の講師のレッスンを受けるかは、自身の目的や好みによります。
自身の好みで講師の国籍を選べば、オンライン英会話を楽しく続けられるためです。
また、目的によってレッスンを受ける講師の国籍を選べば、自身に本当に役に立つ英語力を身につけられます。
オンライン英会話をはじめる、または続ける目的は次のようにさまざまでしょう。
- 海外旅行を楽しみたい
- 海外留学をしてみたい
- 海外出張で困らないようにしたい
- 英語の試験でよい点数を取りたい
たとえばオーストラリアに留学したいと考えている場合は、オーストラリア人の講師を選べば、現地でもスムーズに会話ができる英語の習得が可能です。
ネイティブかノンネイティブかも含め、どの国の講師から学ぶかは自身の好みや目的で選ぶと、オンライン英会話を続けやすくなります。
ネイティブ講師から学べるおすすめのオンライン英会話12選!
ネイティブ講師から学びたいと決めた方向けに、おすすめのオンライン英会話を厳選して紹介します。
海外旅行や留学、出張などでネイティブスピーカーのような英語を話したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
なお、ネイティブにこだわっていない方には、次の記事がおすすめです。人気の高いおすすめのオンライン英会話を比較して紹介しているため、ぜひチェックしてみてください。
EF English Live(EFイングリッシュライブ)
料金 | スケジュール | サポート体制 |
---|---|---|
8,900円 | 24時間 | ネイティブ講師からの フィードバック |
- パーソナライズされた学習計画
担当コースコンサルタントが学習計画を作成 - 認定Efekta講師™との1対1のクラス
講師は英語を専門的に教えるための認定を受けている - 今まで多くの受講者を輩出
のべ2000万人の英語教育の実績
ビジネス英会話コース | |
月額料金 | 8,900円〜 |
受講できる日時 | 24時間 |
無料体験 | 〇 |
レッスン形式 | グループレッスン・マンツーマン |
講師の人数 | 〇 |
講師の人数 | 2,000人以上 |
※1レッスン40分です
EF English Live(EFイングリッシュライブ)は、3,000人以上のネイティブもしくはバイリンガル講師が在籍しているオンライン英会話です。
一般英語に加えてトラベル英語、ビジネス英語やTOEFL、TOEIC対策の学習コースが用意されており、目的に合わせて英会話を学んでいけます。
EF English Liveの講師の国籍一例は、次のとおりです。
- イギリス
- アメリカ
- オーストラリア
- ニュージーランド
- カナダ
- 南アフリカ共和国
世界各国2,000万人以上の学習者がいるEfektaメソッドは、AIテクノロジーを組み合わせて、英語圏での学習に限りなく近いようにしています。
EF English Liveには多くのネイティブ講師がいるため、ネイティブスピーカーのレッスンを受けて英語力を向上させたい方におすすめです。
Cambly
料金 | スケジュール | サポート体制 |
---|---|---|
2,399円〜 | 24時間 | フィードバックあり |
- 英会話中心の学習
どんな英語レベル、目標でも、英会話を始めることができる - 英語力に合わせたフィードバック
ネイティブ講師からの文法や語彙のフィードバック - 英語レベルに合わせた学習アクティビティ
会話内容に基づいたアクティビティでレッスンの合間に学習可能
少人数グループ | |
月額料金 | 2,399円〜 |
受講できる日時 | 24時間 |
レッスン時間 | 15分・30分・60分 |
レッスン形式 | グループレッスン |
新規入会割引 | 〇 |
Camblyの講師は100%ネイティブスピーカーで、1万人以上のなかから自身と相性のよい講師を選べます。
基礎英会話をはじめとしてビジネス英会話、試験対策も可能で、子ども向けのコースも用意されてるオンライン英会話です。
Camblyの講師の国籍は、次のとおりです。
- イギリス
- アメリカ
- オーストラリア
- ニュージーランド
- カナダ
- アイルランド
- 南アフリカ共和国
本記事で紹介した英語がネイティブの国の講師が在籍しており、アメリカとイギリスの講師が多い傾向があります。
リーディングやスピーキングなどのカリキュラムも豊富に用意されており、オンライン英会話初心者でも安心してはじめられます。
レッスン後は自身のレベルに合わせたフィードバックも受けられるうえに、予習用のコンテンツも用意されており、効果的に英会話を学べる点が魅力です。
Berlitz(ベルリッツ)
料金 | スケジュール | サポート体制 |
---|---|---|
118,800円〜 | 5:00~24:10 |
- 40ヵ国語以上に対応
英語だけでなく中国語やフランス語など世界各国の言語を学べる - 世界70の国と地域で利用されている
世界基準の質の高いレッスン - 世界20,000社の導入実績
小中学校・高校・大学と幅広い教育機関で評価
マンツーマンレッスン | |
料金 | 304,920円 |
受講期間 | 6ヶ月 |
受講できる日時 | 5:00~24:10 |
レッスン回数 | 全40レッスン |
無料体験 | 〇 |
※1レッスン40分です
※入学金・教材費が別途かかります
Berlitz(ベルリッツ)は創業140年以上の英会話スクールで、実際の教室に加えてオンラインレッスンも提供しています。
ほかのオンライン英会話とは異なり講師の指定はできませんが、あらゆる講師の発音に慣れ、異文化理解力を養える英会話スクールです。
Berlitzの講師はネイティブ、またはネイティブと同等の語学力を持つ教師がレッスンを提供しています。
必ずしもネイティブではありませんが、講師陣は厳しい選考とトレーニング、採用後の査定を経ており、質の高い講師が揃っている英会話スクールです。
海外出張の可能性がある方や、将来さまざまな国を訪れてみたい方は、異文化コミュニケーションが取れるBerlitzがおすすめです。
DMM英会話
料金 | サポート体制 | スケジュール |
---|---|---|
1回161円~ | 日本人講師も在籍 | 24時間365日可能 |
- 世界122カ国の講師
10,000人以上の講師がいるため、自分に合った講師を選択 - 14,645以上の無料レッスン教材
有名出版社のテキストも利用でき、独自のテキストも充実 - DMM英会話 AIを搭載
シーンに応じた対話をチャット形式でいつでもレッスン
ネイティブ、日本人講師を含む122ヵ国すべての講師と話せる | ||
レッスン回数 | 月額料金 | 1レッスン料金 |
毎月 8回 | 12,980円 | 1,623円 |
毎日 1回 | 19,980円 | 641円 |
毎日 2回 | 38,980円 | 629円 |
毎日 4回 | 72,980円 | 589円 |
※1レッスン25分です
DMM英会話にはさまざまな国籍の講師が在籍しており、プラスネイティブプランを選べば、ネイティブを含めた132か国の講師を選べるオンライン英会話です。
さまざまな国の講師が在籍しているため、DMM英会話を活用して世界中の方とつながれる点がメリットでしょう。
DMM英会話に在籍している講師の国籍の一例は、次のとおりです。
ネイティブ | ノンネイティブ |
---|---|
・アメリカ ・イギリス ・カナダ ・南アフリカ共和国 ・アイルランドなど | ・フィリピン ・セルビア ・ボスニア・ヘルツェゴビナ ・ナイジェリア ・ジャマイカなど |
ネイティブ講師はイギリスと南アフリカの方が多い傾向があり、自身の好みよってオーストラリアやアイルランドの講師も選択可能です。
ネイティブに加えてさまざまな国の講師のレッスンを受けながら、コミュニケーションを取りたい方はDMM英会話が向いています。
ネイティブキャンプ
料金 | サポート体制 | スケジュール |
---|---|---|
100円~ | カウンセラーへ相談可 | 24時間365日可能 |
- 世界130カ国以上の講師陣
バラエティー豊かなマンツーマンレッスンが可能 - レッスン回数無制限
回数無制限だからこそ、多くの英語に触れる機会を提供 - 18,000を超える豊富なコンテンツ
幅広い学習者に合わせた教材を用意し、学習をサポート
人気No.1 ネイティブキャンプの標準プラン | |
月額料金 | 7,480円 |
1レッスン | 1~25分 |
回数 | 無制限 |
ネイティブキャンプのユーザー数は280万人以上おり、最も多くの方に利用されているオンライン英会話です。
通常の料金プランにネイティブ受け放題オプションを追加すれば、ネイティブスピーカーのレッスンを回数無制限で受けられます。
ネイティブキャンプに在籍している講師の国籍の一例は、次のとおりです。
ネイティブ | ノンネイティブ |
---|---|
・アメリカ ・イギリス ・カナダ ・オーストラリア ・ニュージーランドなど | ・フィリピン ・セルビア ・トルコ ・アルメニア ・日本など |
上記のとおりさまざまな国の講師が在籍しており、自身の気分や目的に合わせて講師の国籍を選べる点がネイティブキャンプの魅力です。
また、24時間365日予約なしで受講できるうえに短時間のレッスンが可能な、今すぐレッスンがあるのもメリットでしょう。
とにかく英語を話したい方や、ネイティブ講師のレッスンを回数無制限で受けたい方は、ネイティブキャンプがおすすめです。
レアジョブ
料金 | スケジュール | サポート体制 |
---|---|---|
1回173円~ | 朝6時~深夜1時 | カウンセラーに相談可 |
- 採用率1%の多国籍講師が在籍
TESOLに基づいた研修を実施し、高品質なレッスンを提供 - CEFRに基づいたオリジナル教材
第二言語理論よりレベルに合う教材が選べます - 充実したアプリ機能搭載
レッスン、インプット学習をアプリで簡単
最もリーズナブルでベーシックなコースです。 | ||
レッスン数 | 月額料金 | 1レッスン料金 |
毎日 25分 | 7,980円 | 257円 |
毎日 50分 | 12,980円 | 209円 |
毎日 100分 | 21,480円 | 173円 |
レアジョブはフィリピン人や日本人に加えて、ネイティブ講師のレッスンも提供しているオンライン英会話です。
通常のプランでもネイティブ講師のレッスンを受講できますが、ネイティブパスに加入すればネイティブ講師の予約が無料になります。
ネイティブパスは月額8,000円で、月に5回以上または週に2回以上、ネイティブ講師のレッスンを受講したい方にお得です。
レアジョブのネイティブ講師の国籍は、次のとおりです。
- イギリス
- アメリカ
- オーストラリア
- ニュージーランド
- カナダ
- アイルランド
- 南アフリカ共和国
ネイティブ講師は母国語が英語なことに加え、12年以上の英語教育を受けたことがあるのを条件にしています。
日常英会話コースとビジネス英会話コースが用意されており、幅広い方が自身の目的に合わせて英会話を学べます。
海外旅行や留学、出張などのためにネイティブ講師のレッスンを受けたい方は、お得に予約できるレアジョブが最適です。
産経オンライン英会話Plus
料金 | スケジュール | サポート体制 |
---|---|---|
1回196円~ | 0:00~0:55、5:00~23:55 | 問い合わせフォーム |
- コイン制で好きなタイミングで受講できる
どのプランでも1日の受講上限を超えて、何コマでも受講可能 - 自分のペースで受講
4週間先までお気に入り講師のレッスンの予約が可能 - どのプランでも自由に講師を選べる
講師のスキルや経歴によって消費コインが変動
プラン200 | |
月額料金 | 4,620円 |
1レッスン料金 | 462円 |
受講できる日時 | 毎日0:00~0:55、5:00~23:55 |
1ヶ月のレッスン予約上限 | 10回 |
1日の受講上限 | 1回 |
同時予約数 | 1回 |
レシピー | × |
※2倍のコインを使用することで1日の上限回数を超えて受講することができる
産経オンライン英会話Plusは、フィリピン人講師や日本人講師に加えてネイティブ講師も在籍しており、ネイティブに英会話を学びたい方におすすめです。
日常英会話をはじめビジネス英会話、中高生やキッズ向けのレッスンも提供しているため、幅広い方が利用できます。
産経オンライン英会話Plusにいるネイティブ講師の国籍は、次のとおりです。
- イギリス
- アメリカ
- カナダ
- 南アフリカ共和国
コインを利用して講師を予約する形式で、ネイティブ講師やフィリピン人講師で必要なコイン数が異なります。
また、1つのアカウントを家族でシェアできる家族割も提供しているため、パートナーや子どもと一緒に英会話を学びたい方はうれしいでしょう。
家族で英会話を学びたいうえに、ネイティブ講師のレッスンを受けたい方は、産経オンライン英会話Plusが向いています。
ロゼッタストーン・ラーニングセンター
ロゼッタストーン・ラーニングセンターは、ネイティブ講師のマンツーマンレッスンを受けられるオンライン英会話を提供しています。
ネイティブスピーカーでも日本語が話せる講師のみを厳選しているため、初心者でも安心してレッスンを受けられる点がメリットです。
ロゼッタストーン・ラーニングセンターは「挫折させない」をコンセプトにしており、日本語のサポートやプロによるカウンセリングを実施しています。
77%の方が初級レベルからスタートしており、日本人学習者の特徴を熟知した講師が在籍しているため、まったく英語が話せない方でも問題ありません。
ネイティブスピーカーのような英語を話したい英会話初心者は、ロゼッタストーン・ラーニングセンターがおすすめです。
エイゴックス
エイゴックスにはネイティブ講師を中心に、フィリピン人講師や日本人講師がバランスよく在籍しています。
ネイティブ講師のレッスンは1回463円(税込)から受けられるため、お得にネイティブスピーカーから本場の英語を学べます。
エイゴックスのネイティブ講師の国籍は、次のとおりです。
- イギリス
- アメリカ
- オーストラリア
- ニュージーランド
- カナダ
- アイルランド
- 南アフリカ共和国
上記のとおり7か国から選べるため、さまざまな種類の英語に慣れたい方に適しています。
また、24時間365日レッスンを受けられる、無料のオリジナル教材が利用できるなどのメリットもあります。
12歳以下の方がレッスンを受ける場合は、保護者の受講も認められており、子どもと一緒に英会話をはじめたい方に最適です。
ELT英会話
1984年にロンドンで創立したELT英会話は、100%ネイティブ講師のオンライン英会話です。
ELT英会話のネイティブ講師の国籍の大半はイギリス人のため、イギリス英語を学びたい方におすすめです。
オーダーメイド型のレッスンを提供しており、英会話初心者やビジネスパーソン、子どもなど、さまざまな生徒に合わせて講師と教材を決めています。
専属のネイティブ講師が毎回のレッスンを担当するため、自身の課題を効率的に解決していけます。
また、オンライン英会話では20~25分のレッスンが主流ですが、ELT英会話は1レッスン50分と長い点が特徴です。
Best Teacher(ベストティーチャー)
Best Teacher(ベストティーチャー)は、英語を話すのみではなく、ライティングも学べるオンライン英会話です。
ネイティブとノンネイティブのさまざまな国籍の講師が在籍しており、ネイティブ講師から英語を学びたい方も利用できます。
Best Teacherの講師の国籍一例は、次のとおりです。
ネイティブ | ノンネイティブ |
---|---|
・アメリカ ・イギリス ・カナダ ・オーストラリア ・南アフリカ共和国など | ・フィリピン ・セルビア ・インド ・エジプト ・ジャマイカなど |
前述したとおりライティングも学べるオンライン英会話で、まずは選択した内容で講師と英文を作成します。
作成した英文は講師によって添削されるため、正しい文法や自然な表現を学べる点がBest Teacherの特徴です。
最後に添削後の英文を使って講師とマンツーマンのスピーキングをおこない、添削した内容や発音のフィードバックを受けられます。
GSET
GSETの講師はネイティブのみで、AIを活用したデジタルフィードバックもあるオンライン英会話です。
宿題トレーニングやネイティブ講師とのマンツーマン指導を通じて、ネイティブスピーカーのような発音を学べます。
GSETでは次の4つの英語スキルに力を入れており、ネイティブの国でも通用する英語力の習得が可能です。
- 発音
- 発声法
- リズム
- 英語思考
上記のスキルを習得すれば、リスリング力やスピーキング力は現地育ちと思われるレベルになります。
また、日本語が話せるバイリンガル講師も多数在籍しており、日本人スタッフによるサポートもあるため安心してはじめられます。
ネイティブ講師から学べる子供におすすめのオンライン英会話は?
「子どものうちから英語を学ばせたい」と考える保護者の方もいるでしょう。
ネイティブ講師から英語を学べる、おすすめの子ども向けオンライン英会話は次のとおりです。
- Cambly Kids
- DMM英会話
- ネイティブキャンプ
- エイゴックス
Cambly Kidsは世界中のネイティブ講師のレッスンを受けられるようになり、無料のゲームや教材を利用できます。
また、DMM英会話やネイティブキャンプ、エイゴックスも子ども向けのオンライン英会話を用意しており、楽しく学べるような環境が整っています。
親子で英語を学びたい方は、ネイティブキャンプや産経オンライン英会話Plusのように、家族向けのプランがあるオンライン英会話がおすすめです。
ネイティブ講師から学べるオンライン英会話の注意点
オンライン英会話でネイティブ講師から学ぼうとする際は、注意すべきポイントがあります。
注意点を理解したうえで、ネイティブ講師かノンネイティブ講師を選びましょう。
ノンネイティブよりもレッスン料金が高い
基本的にネイティブ講師は、ノンネイティブ講師よりも料金が高く設定されています。
エイゴックスのレッスン料金を比較してみましょう。
講師 | 1レッスン当たりの料金 |
---|---|
ネイティブ講師 | 463円~ |
フィリピン人講師 | 254円~ |
※料金はすべて税込表記です。
上記のとおり、ネイティブ講師のほうがフィリピン人講師よりも割高なことがわかります。
他のオンライン英会話でもネイティブ講師のレッスンを受けようとすると、追加で料金が発生したり、割高な料金プランに加入したりする必要があります。
ただし、将来ネイティブのような英語を話したいのであれば、はじめからネイティブ講師のレッスンを受けたほうが費用を抑えられることもあるでしょう。
ネイティブ講師かノンネイティブ講師かを選ぶ際は、自身の目的や習得までの期間なども含めて検討する必要があります。
英語の知識はノンネイティブの方が豊富な可能性あり
ノンネイティブ講師は英語を学んでいる経験から、英語の知識が豊富な傾向があります。
一方で、生まれたときから母国語が英語のネイティブ講師は、文法の指導経験がない場合も多く、説明がわかりにくい可能性があるため注意が必要です。
日本人全員が、急に助詞の「てにをは」の使い分け方を説明できないように、ネイティブ講師も文法を上手く説明できないケースも考えられます。
ある程度ノンネイティブ講師から英会話を学んでから、ネイティブ講師に切り替える方法もあるため、講師を選ぶ際は十分に検討しましょう。
話すスピードが早いことが多い
ネイティブ講師は話すスピードが早いことが多く、英会話初心者だと聞き取れない可能性があります。
生まれたときから母国語が英語のネイティブは、1分間に100ワード以上話すといわれており、英語に慣れていない方は早く感じるでしょう。
またネイティブが英語を話す際、あまり重要ではない単語は弱く発音するため、さらに聞き取りにくくなります。
ネイティブ講師のレッスン中に英語が聞き取れなかった場合、聞き返せる英語力がなければ時間の無駄になる可能性もあります。
ただし、早めにネイティブの英会話のスピードに慣れたい方は、はじめからネイティブ講師のレッスンを受けるのも選択肢の一つです。
初心者はノンネイティブ講師の方が学びやすい可能性がある
英会話初心者はネイティブ講師よりもノンネイティブ講師のほうが、学びやすい可能性があります。
ノンネイティブ講師は、第二言語として英語を学んできた経験があり、英語学習者がつまずくポイントを理解しているためです。
ノンネイティブ講師のメリットとデメリットは、次の表を参考にしてください。
ノンネイティブ講師のメリット | ノンネイティブ講師のデメリット |
---|---|
・レッスン料金が安い ・英語学習者の気持ちがわかる ・世界中に講師がいる | ・ネイティブの発音ではない ・語彙力は豊富ではない ・特有のなまりがある講師もいる |
ノンネイティブ講師には上記のようなメリットやデメリットがあり、英語学習者の気持ちに共感しやすい傾向があります。
ネイティブ講師とノンネイティブ講師には、メリットやデメリットがあるため、自身の目的や好みなどを考慮して選びましょう。
ネイティブ講師から学べるオンライン英会話の選び方
ネイティブ講師のレッスンを受けたい方は、次のようにオンライン英会話を選びましょう。
- 料金を比較して選ぶ
- 月のレッスン回数で選ぶ
- 在籍する講師の国で選ぶ
上記の点を意識して、数多くあるオンライン英会話から自身に最適なスクールを選んでください。
料金を比較して選ぶ
ネイティブ講師から学べるオンライン英会話は、料金を比較して選びましょう。
質の高いレッスンやサービスを受けられるとはいっても、予算オーバーだと家計を圧迫するおそれがあります。
また、オンライン英会話の料金形態はさまざまで、月額料金に加えて追加費用が必要なスクールもあるため、よく確認する必要があります。
本記事で紹介したオンライン英会話の料金比較の一例は、次の表を参考にしてください。
オンライン英会話 | 月額 |
---|---|
EF English Liveの料金 | 8,900円(お得な長期プランあり) |
Camblyの料金 | 4,869円~ |
Berlitsの料金 | 50,820円~(1か月当たり) |
DMM英会話の料金 | 4,880円~ |
※料金はすべて税込表記です。
上記のとおり数千円~数万円かかるところもあり、各オンライン英会話で料金プランが大きく異なります。
またオンライン英会話によって、グループレッスンがあったり、完全マンツーマンレッスンだったりするため、よく確認してから申し込みましょう。
予算内に料金プランが収まるか、提供しているサービスが自身の希望するものかなどを総合的に考慮してください。
月のレッスン回数で選ぶ
オンライン英会話を選ぶ際は、月のレッスン数も大切なポイントです。
自身が月にどのくらいレッスンを受けられるのかを意識してオンライン英会話を選ぶと、無駄なコストをカットできます。
各オンライン英会話のレッスン回数の一例は、次のとおりです。
オンライン英会話 | 月のレッスン数 |
---|---|
EF English Live | プライベートレッスン月4回までグループレッスン30回まで |
Cambly | 30分~120分から選択(1週間当たり) |
Berlits | 6~7レッスン(6か月40レッスン) |
DMM英会話 | 8、30、60、120レッスンから選択 |
EF English Liveのようにレッスン数が決められている場合もあれば、DMM英会話のように自身で選べるオンライン英会話もあります。
忙しい方は月に8レッスン程度、毎日英会話を学びたい方はレッスン数の多いオンライン英会話を選びましょう。
在籍する講師の国で選ぶ
オンライン英会話は、在籍しているネイティブ講師の国を意識して選びましょう。
「英語がネイティブの国とそれぞれの特徴」の章で解説したとおり、ネイティブと一言でいっても国によって英語の特徴が異なるためです。
たとえば、留学や出張などで行く国がカナダと決まっているのであれば、カナダ人講師が多く在籍しているオンライン英会話を選ぶ必要があります。
また、ノンネイティブ講師や日本人講師のレッスンを受ける可能性がある方は、ネイティブしかいないオンライン英会話は向いていない可能性があります。
本記事で紹介したなかで、ネイティブ講師しか在籍していないオンライン英会話は次のとおりです。
- Cambly
- ロゼッタストーン・ラーニングセンター
- ELT英会話
- GSET
自身に最適なオンライン英会話を選ぶ際は、どの国の講師が在籍しているのかや、希望する国の講師が多いかを意識して選んでください。
まとめ
一般的に英語がネイティブといわれる国の特徴や、ネイティブ講師から学ぶときの注意点、オンライン英会話の選び方などを解説しました。
ネイティブスピーカーのような英語の発音を学びたい方は、ネイティブ講師のレッスン受講がおすすめです。
ただしネイティブ講師は料金が高く、話すスピードが早いなど、英会話初心者には難しい点もあるため、ノンネイティブ講師も検討する必要があります。
検討した結果、ネイティブ講師から学びたいと考えている方は、各オンライン英会話の料金やレッスン数、講師の国籍で選ぶ方法がおすすめです。
〈参考〉
EFイングリッシュライブ(公式サイト)
DMM英会話(プラスネイティブプラン)(公式サイト)
ネイティブキャンプ(公式サイト)