
【そのまま覚えよう!】海外映画に学ぶかっこ良い決め台詞
海外映画を字幕なしで見られたら素敵ですよね?バイリンガルな生活になってから十数年が発ちますが、つくづく思うのは、英語のニュアンスは完全には日本語に訳せないということ。海外映画を見ていて、とても素敵な台詞に出会っても、日本語字幕ではうまくニュアンスが伝わっていなかったり。。。そういう時こそ、「海外映画の決め台詞は英語でそのまま覚えて使いたい!」と思うのです。 海外映画から学べるのは、とても自然なネイティブ英語やスラング、そして心に響く英語ならではの名言。そこで今回は、海外の人気映画10本より、日常生活に今すぐ取り込める表現や心に刻んでおきたい名言をご紹介します。
Contents
E.T.
(出典: Wikipedia)
80年代のクラシックとも言える「 E.T.」。迷子になった地球外生命体と子供達の交流・友情を描く物語です。最後の別れのシーンでは、泣ける名台詞がたくさん。日常生活にも取り入れ可能な表現です。
I’ll be right here.
僕はここにいるよ。
→ right here =ちょうどここ。「right」を付けることによって、「ここ」が強調される形になっています。
→例)I’ll wait right here=ここで待ってるよ
I’ll believe in you all my life, everyday.
ずっと一生君を信じている、毎日ね。
→ I believe in 〜= 〜を信じる(人だけでなく、物・品物・会社等にも使用可)
→ 例)I believe in this product=この製品を信用している。
ブリジット・ジョーンズの日記
(出典: amazon)
30歳独身女性の日々と恋愛を素直に描いた作品で、女性を中心に大人気の映画。外見や仕事能力に自身のない主人公の女性に放たれたとても素敵な言葉が、以下。
I like you very much. Just as you are.
あなたがとても好きだ。そのままのあなたが。
→Just as 〜=〜の様子、〜の通り
→Just as you are=そのままのあなた(「as」を「the way」に代用し「just the way you are」とする場合もあります。)
→例)I accept her just as she is= 今の彼女そのままをを受け入れます。
→例)Leave it just as it is=それ、そのまま放っておいて。
ターミネーター
同じくクラシックともいえるSF映画。よく日常会話で使われる表現が短い台詞で出てくるので、英語の勉強には最適です。
I’ll be back.
戻るよ!
→backは、後ろではなく、「戻る」という意味で使われています。
→例)I’ll be right back!=すぐに戻ります!(rightで「すぐ」と強調できます)
You know what you’re doing?
自分が何をしてるか解っているよね?
→「Do you know what you’re doing? 」が少々くだけた文章。本当にやり方わかっているの?といったニュアンス 。
→例)I know what I am doing =「ちゃんと解ってるから(まかしてよ!)」
ハリーポッターと不死鳥の騎士団
おなじみのハリーポッターシリーズには、実はとても深い、心に染みる表現や人生の教訓がたくさん出てきます。長文も多いですが、ゆっくりとひも解いてみると、一生大切にしたい!と思えるような表現に出会えるかもしれません。
Working hard is important. But there is something that matters even more, believing in yourself.
努力することは重要なことだ。ただし、それ以上に大切なものがある。それは自分自身を信じること。
→working hard=(直訳)一生懸命働く、(意訳)努力する、一生懸命なこと
→matters=意味のある、大切である
→believe in (one)self = 自身を信じる
ハリーポッターとアズカバンの囚人
Happiness can be found, even in the darkest of times, if one only remembers to turn on the light.
真っ暗闇の中でさえも幸せを見つけることはできる。(人が)灯をともすことさえ忘れなければ。
→ even = さえも
→ one = 総称として「人」という意味で使われている
→ if only = さえすれば
→ remember to 〜=〜することを覚えている/忘れない
プリティー・ウーマン
(出典: amazon)
王道のシンデレラストーリーで、長年経ってもその魅力は変わりません。主人公ビビアンがデートに出かける前に発したこのキュートな台詞がとても印象的。
In case I forget to tell you later, I had a really good time tonight.
万が一、あとで言うの忘れた時のために(言っておくね)。。。とっても今夜楽しかったわ。
→ in case 〜=〜の場合
→ 例)Can you remind me, in case I forget? もし私が忘れてたら教えてね。
→ 例)in case it rains =雨が降った時の場合
アナと雪の女王
(出典: amazon)
子供から大人までを魅了した、とても人気のあるディズニー映画でしたよね。意外に深い台詞がたくさんあります。
Love is putting someone else’s need before yours.
愛とは、他の誰かのニーズ(要求、必用)を優先すること。
→yours=your needsを示す。
Some people are worth melting for.
幾人かの人は、溶けてしまう価値がある。(意訳:大切な人のためなら溶けてもいいよ。)
→ (be) worth 〜 =〜の価値がある
→ 例)this is worth a million =これには100万の価値がある。
→ 例)you are worth waiting for =あなたは待つ価値がある。
ザ・エージェント
(出典: Yahoo JAPAN 映画)
独立したスポーツ・エージェントと、その周りの人物のヒューマンストーリー。以下のあまりにもロマンチックな表現が映画以上に有名です。
You had me at hello.
ハローの時から私はあなたのものだった。
→意訳では、「最初に会ったときからあなたに夢中だった」といったような一目惚れの状態を表現します。
You complete me.
あなたが私を完成する。(意訳:あなたなしでは生きていけない。)
→ Complete=完成する
アポロ13
(出典: www.domenica-poster.com)
実在したアポロ13号の物語。あまりにも有名な表現で、ネイティブとの会話にも、そのままよく登場して来る表現が以下。
Houston, we have a problem.
ヒューストン、問題が発生した。
→例) We have a problem with our system. =システムに問題があります。
I’ve been trying to get in touch with you for forty five minutes.
45分間君と連絡とろうとしていたんだよ。
→ get in touch with 〜=〜と連絡をとる
→例)I need to get in touch with her within this week.=彼女と今週中に連絡をとる必用がある。
ファインディング・ニモ
(出典:https://www.pixar.com/)
Just keep swimming
ただ、泳ぎ続けて。
→ keep 〜ing=〜し続けて
→ 例)Keep going straight =直進し続けて。
→ 例)Just keep practicing your English =英語を練習し続けて!
まとめ
如何でしたでしょうか。日常会話に取り入れることが出来そうな台詞や、心に響く台詞がありましたでしょうか。映画を活用して英語を勉強する際は、まず日本語や字幕付きで映画を見て、ストーリーの流れを把握したうえで字幕なしや英語字幕で見ることをおすすめします。また、気に入った台詞等は、フレーズとしてそのまま覚えてしまい、どんどん日常生活に取り入れていくと英会話の上達につながると思います。

shima

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