勉強するアフリカの少女

【すぐ真似できる!】アフリカの人たちの言語能力の高さから学ぶ

私は4年ほど前から、アフリカで仕事をしているのですが、彼らの言語取得能力の高さに驚かされることがしばしばあります。英語だけかと思いきや、日本にきたアフリカ人がたった1〜2年で日本人顔負けのネイティブぶりをみせる人も少なくありません。色んなアフリカ人と話していて、彼らのある共有点を見つけましたので、今回はそれを解説していこうと思います。

 

アフリカ人に共通される言語能力の高さの秘密

アフリカの子供に勉強を教えるボランティア

今回ご紹介する共通点の中には、アフリカだからこその恵まれた環境であるという点も多くありますが、日本人のあなたも今日から真似できる習慣もご紹介しますので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

常に最低2言語以上が混在している国がほとんど

実はこれはアフリカだけに限らず、世界的にみて、1言語のみで生活ができてしまう日本のような国が稀なのは、意外と知られていない事実です。私がいた東アフリカのルワンダという国は、もともとある現地語1つと、植民地時代の公用語のフランス語、そして8年ほど前に国の政策として英語を公用語に変えました。さらには東アフリカの共有言語スワヒリ語も通じる人もいるので、計4つの言語が混在しています。今現在私の住んでいる西アフリカのベナン共和国は、公用語はフランス語。しかし独立した現地語は40以上あります。このように、同じ国の人たちなのにも関わらず共通言語が一つではないので、小さい子供達でも2つ以上の言語を身につけていないといけない環境というのは、言語取得能力に大きな影響を与えているといえると思います。

島国が少ないので、簡単に外国人がこれる

地図上のアフリカ

アフリカは54カ国ほどの国が密集した大陸ですが、島国は6カ国のみ。48カ国は隣に他の国がある訳です。実際に私も陸路で国境を超えたことがありますが、日本で飛行機を使って国を行き来するよりもはるかにハードルの低さを感じました。そのため、隣の国への行き来をたくさんしている人も多いので、簡単に外国人がくる、また自ら行くことができるのも、様々な言語に触れる機会があると言えます。たくさんの言語や文化に触れることも、言語取得能力をあげる理由になっていると思います。

私たちも真似ができるアフリカ人の習慣

アフリカのビジネスマン

ここまでは、日本人の私たちが真似できないような共通点でしたが、最後はすぐにでも真似ができます。そしてこれが1番の彼らの言語取得能力の高さの理由です。それは「とにかく話す」ということです。日本人が一番苦手であり、言語を学ぶためには一番大切なことで、それはアフリカ人が圧倒的に優れているところです。今も私はある程度英語で普通に仕事をしていますが、私の同僚は1年前までは、挨拶以降はほとんど辞書がないと話せないというレベルでした。しかし、彼はそこで引き下がらずに1分で伝わるような内容も、10分かけて私に英語で伝えようとします。さらにはSNSのメッセージでも毎日のように英語で話しかけてきました。その結果、1年弱で私とあまり変わらないレベルまで英語力を上げていました。

 

言語能力を高めるには、やはり量をこなすこと

先述した環境的に恵まれた言語能力の高さも十分にありますが、なんといっても最後の「とにかく話す」というのが一番大切なことだということが、私の同僚の実体験からもわかりました。思い返せばアジアの観光地でも、必死に簡単な英語や日本語でコミュニケーションを取ってくる人がいますが、あれでいい訳です。私たちも恥じらいは捨てて、とにかく話してみるという気持ちを持つことが大切なのです。