これくらい使えて当たり前!ビジネス英語で必須の基本敬語!!

日本のクライアントと電話やメールをするときには敬語や丁寧な表現を選ぶのに、英語になるととたんにカジュアルになっていませんか?ビジネスシーンでタメ口英語はご法度です!今回はビジネスで使いこなして欲しい英語の敬語表現をご紹介します。

その英語、ビジネスではNGかも!

『英語は日本語と違って敬語がない。』

『欧米人はフレンドリーだから、英語もカジュアルでOK。』

と思っていませんか?

いえいえ、そんなことはありません!英語にも敬語表現は存在します。

欧米人にフレンドリーな人が多いのは確かかもしれませんが、ビジネスシーンではきちんと丁寧な言葉を使っている人がほとんどです。

例えば、『I want (to)』や『Do you want (to)』という言い回しは、日常会話でもよく使いますよね。実はこれ、とても直接的な表現なので、失礼に聞こえてしまうことがあります。

イギリスでは幼稚園児でもこの表現を使うと、親にもっと丁寧な言い方をするように注意されてしまうほどです。

海外の取引先や、外国人の上司や同僚とのやり取りで英語を使う方、または将来英語を使って仕事をしたいという方は、知らず知らずの間に相手に失礼な印象を与えないよう、ぜひ敬語英語をマスターしましょう。

普段の英語を敬語にアップグレードする3つの方法

命令形にpleaseで丁寧な表現になると習ったかたも多いのではないでしょうか?

でもそれだと、『〜してくれたまえ』という、上から目線な印象を与える可能性があるので注意しましょう。

難しそうだな…と心配しているあなたに、パターンを覚えてしまえば、あとは応用するだけで簡単に普段の英語を敬語に変えてしまう3つの方法をご紹介します。

 

1. 助動詞(will/can/want (to))を過去形にする

Will you → Woud you

Can you →  Could you

Do you want (to) →  Would you like (to)

I want (to) → I would like (to)

 

Will you → Woud you(〜していただけますか?)

(例文)少しの間私たちだけにしていただけますか?
△ Will you excuse us for a moment?
◯ Would you excuse us for a moment?

 

Can you →  Could you(〜していただけますか?)

(例文)請求書のコピーをメールで送っていただけますか?
△ Can you send me a copy of the invoice by email?
◯ Could you send me a copy of the invoice by email?

 

Do you want (to) →  Would you like (to)(〜はいかがですか?/〜なさりたいですか?)

(例文) コーヒーはいかがですか?
△ Do you want a cup of coffee?
◯ Would you like a cup of coffee?

(例文)ミーティングを水曜日に調整ご希望ですか?
△ Do you want to rearrange the meeting for Wednesday?
◯ Would you like to rearrange the meeting for Wednesday?

 

Would youとCould youは日本語で訳すと同じになるので、どちらを使えばいいのか迷ってしまいますよね。

基本的に、Would youは『〜する意思があるかどうか』、Could youは『〜することが可能かどうか』という意味があります。

どちらでも大丈夫なことがほとんどですが、どうしても困ったらWould youを使っておけば無難です。

 

2.『May I』を使う

May Iは、could/wouldと並んで敬語英語の基本表現です。ぜひマスターしましょう。

 

『Can I』を『May I』に置き換えるパターン

(例文)詳細を押していただけますか?
△ Can I have the details?
◯ May I have the details?

 

疑問文の前につけるパターン

(例文)何時が御都合がよろしいですか?
△ What time is convenient for you?
◯ May I know what time is convenient for you?

 

 

3. 『Can I』の代わりに『Allow me 』を使う

May Iと置き換えてもOKですが、同じ表現ばかりになるのを避けるためにたまにAllow meも使ってみましょう。

 

(例文)まずこの会議の目的についてご説明させてください。
△ Can I explain the purpose of this meeting first?
◯ Allow me to explain the purpose of this meeting first.

クッション言葉を添えて丁寧度アップ!

日本語の『恐れ入りますが』や『あいにく』のようなクッション言葉を添えることで、丁寧さをアップさせることも可能です。

ネイティブがよく使う英語のクッション言葉をご紹介します。

 

 

I’m afraid

ネガティブな内容を伝えなければならないときに使います。日本語では『申し訳ございませんが』や『あいにく』という感じです。

(例文)あいにく田中は取り込み中です。
I’m afraid Mr Tanaka is not available at the moment.

 

 

I’m sorry to bother you but
『お手数をおかけして申し訳ありませんが』という、頼みごとをするときの前置きに便利です。

(例文)お手数ですが、A社からの請求書を探していただけますか?
I’m sorry to bother you but could you possibly find the invoice from A company?

 

 

Could you kindly/possibly

頼みごとをするときに『もし可能でしたら』と一言付け加えることで、上から目線が避けられます。

 

(例文)できらたらコピーを取ってくれませんか?
Could you possibly photocopy this?

 

 

I’m wondering if you could

『〜してもらえたらなぁ、と思いまして』という風に、遠回しに依頼や質問をすることができます。メールの本題の書き出しにも便利です。

 

(例文)もしできたら詳細をメールで送っていただけないかと思いまして。
I’m wondering if you could send me the details by email.

ビジネスメールの定番クッション言葉

メールでも会話と同じ敬語表現やクッション言葉が使えますが、やや硬めなのでメールでよく使われるクッション言葉をいくつかまとめました。

(フォーマルなメールでは、I have をI’veと書いたりする省略形は基本的にNGです。)

 

It would be great / appreciated if you could
I would be grateful if you could

『〜していただければ幸いです』という、ビジネスメールでは定番中の定番フレーズです。

 

In my humble opinion

相手の意見と反対の意見を言うときに便利です。In my opinionと言うと、大学教授が自分の専門分野の知識を発表するようで、なんだか偉そうに聞こえてしまいます。

 

I regret to inform you that

ネガティブな内容や言いにくい内容を伝えるときの書き出しに使います。

 

I am pleased to inform you that

逆にこちらは、良い内容を伝えるときに使います。

 

ビジネスメールは丁寧かつ簡潔に書くことが重要なポイントです。丁寧な表現に気を回しすぎて、要点がわかりにくい文章にならないように気をつけましょう。

できる人は使い分けている!

できるビジネスパーソンは、友達との間でのカジュアルな英語とビジネスでのフォーマルな英語をしっかり使い分けています。

フレンドリーなつもりで話していたら、実はクライアントや上司にタメ口をきいていた!なんていうことにならないように、英語の敬語表現をマスターしましょう。

WouldやCouldを使うように意識するだけでも、かなり違いますよ!

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saae

saae

ロンドン在住のフリーライター。イギリス・フランスでの10年以上の生活経験を活かし、海外生活や子供の多言語教育、接客英語、イギリス英語などについての記事を主に執筆中。都内外資系ホテルのコンシェルジュやイギリスで客室乗務員としての勤務経験あり。獨協大学フランス語学科卒業。英検1級、TOEIC980、フランス語検定準1級。