アラフォー子持ちの私が仕事を辞めずにイギリスの大学院で学べる理由

日本生まれ・日本育ちの純国産マルチリンガル、Saeです。現在ロンドンにて2児の子育てに奮闘中のアラフォーですが、9月からイギリスの大学院で学ぶことになりました。今回は、仕事や育児と両立できる海外大学のオンラインコースについてお話しします。

きっかけは「私にもできるかも!」

ここ数年、本格的に初等教育について勉強をして、イギリスで子供の教育に携わる仕事がしたいと考えていました。

とはいえ、勤務時間が不定期な私の仕事ではパートタイム受講であっても、決まった時間に授業に出ることはまず不可能。

子供がまだ小さいこともあり完全に諦めていたのですが、ある日本人女性のSNSへの投稿を読んだことをきっかけに、アラフォー、2児の子持ちの私が大学院進学を決意しました。

その女性は、日本で仕事を続けながらイギリスのThe Open Universityという通信制の大学でオンラインのコースを受講し、1度もキャンパスに足を運ぶことなく10年かけて修士号を取得したということです!

調べてみると他にもイギリスには、100%在宅で学位が取れるコースを提供する大学がたくさんあることがわかりました。

これなら育児や仕事、時間や距離は言い訳になりません。

私でもできるかもしれない!と思い立ち、早速大学院進学に向けて準備を始めました。

オンラインコースのメリット

オンラインでの海外留学は、海外生活を経験したいとう方には向いていないでしょう。

でも、私のように仕事や育児と両立しながら学びたい方にはメリットがたくさんあります!

 

留学にかかる費用を大幅に削減できる 

学位が取れるコースでの学費は、基本的に通学式のコースと同じです。決して安くはありません。

でも、海外留学となると、学費以外にも生活費やビザなど莫大な留学費用がかかりますよね。

大学によっては試験のために何度かキャンパスに足を運ぶ必要があることろもあるようですが、100%オンラインのコースなら、準備する費用は純粋に学費のみです。

留学費や費用を貯める時間の大幅な節約になります。

 

仕事や子育てと両立が可能

自宅で受講できるので、仕事をしている方や子育て中の方でも問題ありません。

仕事を辞めて留学したはいいけど、帰国してから再就職に困るという問題も回避できます。

 

自分のペースで受講できる

通常のオンラインコースは通学式よりも長くコース終了期限が設定されているので、

自分のペースに合わせて受講することが可能です。

大学によっては期限が10年というところもあります。

 

英語で学ぶことで英語力が飛躍的に伸びる

もっとも効果的な英語学習法は、英語で何かを学ぶことです。

オンラインといっても、授業の内容は通学式と全く同じ。英語で授業を聞き、英語で課題を提出しなければなりません。

強制的に英語を使わなければならない環境に身を置くことで、英語力が飛躍的にアップします。

準備は早め早めが大切!

まずは選考したい科目を決めて、オンラインでその科目が学べる大学を検索することからスタートです。

英語の資格や必要書類など準備には時間がかかるので、早めに動き始めましょう。

 

インターネットを駆使して学校選び

妊娠中にチャイルドマインダーの資格を取ったり、日本語を話す子供たちのためのボランティア活動などを経験し、その後、本当に多様なバックグラウンドの生徒たちを抱えるフランスやイギリスの公立の幼稚園や小学校の教育方針を見て、さらに児童教育について深く学びたいという気持ちが高まっていきました。

そこで、専攻する科目をEarly educationに決定し、この科目のオンラインコースを提供している大学をリサーチ。

(参照:https://www.findamasters.com/masters-degrees/united-kingdom/?40w900

完全にオンラインでコースが終了できること、教育の分野で有名な大学であることなどの条件で絞り込み、最終的にロンドンにある大学を志望校に決めました。

大学のウェブサイトだけでは情報が足りない場合は、直接学校に問い合わせすること丁寧に答えてくれます。

 

社会人留学の意外な落とし穴、推薦状

申し込み書類を揃えるにあたって、一番苦労したのが推薦状です。

私が申し込んだコースには推薦状が2通必要だったのですが、最低1通はアカデミックなものが好ましいとのことでした。

大学を卒業してかなり経つので、お世話になった教授はすでに退官。いまさら推薦状を書いてほしいと言っても断られるのでは?と、返事が来るまでしばらく胃が痛い日々を送りましたが、幸い快く引き受けてもらえました。

「年賀状を出し続けておいてよかった〜!」と心から思った瞬間です。

アメリカの大学も検討したのですが、アメリカの大学院は推薦状が3通必要なところが多いのに対し、イギリスは2通でOKなところが多かったのがイギリスの大学院に絞った理由でもあります。

 

申し込みは早い者勝ち?

7月下旬あたりが申し込み締め切りとウェブサイトに書いてあったので、てっきり期限内ならいつ申し込んでも同じなのかと思ってのんびりしていたら、なんとイギリスの大学院は一斉に選考がされるわけではないそうです。

申込者の基準が合格に達していれば、その場で合格が決定。つまり、早めに申し込まなければ定員に達してしまうというわけです。

イギリスの大学院進学を考えている方はできるだけ早めに申込みましょう。

まずは無料のコースを試してみよう

学位取得までは考えていないけど、海外の大学の授業をオンラインで受けてみたいという方も多いですよね。

もちろん、degree (学位)取得のコース以外にもDiplomaやCertificateが取れるコースもたくさんあります。中にはなんと無料のコースも!

あのMIT(マサチューセッツ工科大学)でも、無料でプログラミングが勉強できるコースを提供しています。

(参照:https://www.edx.org/course/introduction-computer-science-mitx-6-00-1x-11

ほかにも無料のオンラインコースを提供する有名大学はたくさんあるので、オンラインでの受講は続かないかもしれないと不安な方は、無料のコースから始めてみてはいかがですか?

海外の一流大学の講義を無料で受講できるチャンスを逃す手はありません!

 

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saae

saae

ロンドン在住のフリーライター。イギリス・フランスでの10年以上の生活経験を活かし、海外生活や子供の多言語教育、接客英語、イギリス英語などについての記事を主に執筆中。都内外資系ホテルのコンシェルジュやイギリスで客室乗務員としての勤務経験あり。獨協大学フランス語学科卒業。英検1級、TOEIC980、フランス語検定準1級。