国際結婚した人に聞いてみたメリットとデメリット

英語が話せるようになってくると、沢山の新しい出会いが待っています。その中でも特におめでたい出会いが「国際結婚」です。もしかしたら今、英語を学習しているあなたも国際結婚への憧れがあるかもしれません。

今回は実際に国際結婚をされた方に直接インタビューをさせてもらって、国際結婚のメリットとデメリットについて色々と伺ってきました!国際結婚って一体どんなものなの?って方に是非読んでいただければと思います。

 

 アフリカ人と国際結婚をされたYさんのお話

今回ご紹介させていただくのは、アフリカ人と国際結婚をされた日本人女性Yさんに、国際結婚について色々と聞かせていただきました。まず、国際結婚に至るまでのお話をまとめてみました。

 

 全く縁のなかったアフリカとの出会い

日本で普通に就職をしていたYさん。英語を使ってお仕事がしたいと思い、カナダへ留学。そのときにカナダにあった日本語学校を見つけ、そこで日本語を外国人に教える仕事の魅力に惹かれます。

 

そして、帰国後に海外で日本語学校をやっている国を探し、当初は韓国でやろうと考えていたそうです。韓国人との交流を深めるために、日本の韓国料理屋さんでアルバイトをしばらくした後に、日本語学校の募集を探していたら、韓国の募集が無くなっていたそうです。

 

それでも日本語学校で働くことを諦められなかったYさんは、執念深く探し続けます。その結果、アフリカでの日本語学校の仕事を発見します。ここで初めてアフリカと出会う訳ですね。そして、アフリカで1年ほど日本語教師として働くのですが、そのときの生徒であり、その後日本で仕事もしていたアフリカ人男性と国際結婚に至ったといいます。

まず国際結婚に至るまでのお話だけでも大変興味深いですよね。もともと、英語で仕事がしたいと思ってカナダに行くのに、日本語を教えたいと思い、韓国に行こうとしたらアフリカに行くっていうなんともグローバルな思考や仕事の変化です。

実は国際結婚に関わらずですが、海外に一度出ると、こうした国や仕事の変化などが意外と普通に受け入れられるような感覚になるのです。なので決してYさんの海外での心境や仕事の変化は珍しいものではありません。

 

 国際結婚のメリットとは

ここからはインタビューした内容をそのままお伝えしていこうと思います。

 

「国際結婚で感じたメリットはありますか?」

 

Yさん

「メリットは、日本以外の文化を色々と知れることですかね。特にアフリカと日本だと食生活から、言語まで全てが違うので、日々刺激をもらいながら暮らさせてもらっています。」

 

「そういえば、旦那さんとは普段は何語でお話しされているんですか?」

 

Yさん

「旦那は日本語がペラペラなので、日本語で話をしています(笑)でも今はアフリカに移住して来たので、買い物に行くときは公用語のフランス語と現地語を話しています。」

 

「じゃあカナダにもいらっしゃって英語も話せてるので、四ヶ国語話していることになりますが、大変じゃありませんか?」

 

Yさん

「日本だと四ヶ国語を話すと聞くとすごいと思ってしまいますが、アフリカだと、普通に六ヶ国語くらい話せる方とかが沢山いるので、言語ってそんな簡単に習得できるものなんだと感覚が変わりましたね。」

 

注釈:世界的にみると、日本のように1言語しか話さない人は総人口の40%程と言われています。2言語以上話せる人は60%と、実はモノリンガルの方がマイノリティです。ご自身もそうですが、国際結婚で生まれたお子さんも2言語以上を話せて当たり前という概念を持てるというのはとても大きなメリットになります。

▶︎参考サイト:世界にバイリンガルはどれくらいいるの?数字で見える日本市場の今後の予測

 

「他にはメリットを感じることはありますか?」

 

Yさん

「主人は自身で会社を経営しているのですが、私が日本人ということもあり、日本からのお仕事を頂くことも少なくありません。例えば日本の友人から「社内でアフリカ進出の話題が出ているのだけど、旦那さんの会社に相談してみてもいい?」というケースでお仕事に繋がったこともあります。逆に主人のアフリカ人の友人から、「日本からこういったものを輸入してほしい」という依頼もありました。国際結婚をしたことで、双方の国からお仕事のお話が入ってくるようになったのは大きいメリットだと思います。」

 

 国際結婚のデメリットとは

「では逆にデメリットを感じることはありますか?」

 

Yさん

「まずは結婚する際の手続きが大変だったということですね。日本人同士と比べ、提出しなければいけない書類が多くありました。」

 

注釈:通常の婚姻届を出す際は、その他に戸籍標本が必要となりますが、国際結婚の際は、パスポートと婚姻要件具備証明書の提出が必須となります。

 

「確かに手続き関連は大変だと思います。」

 

Yさん

「それに、結婚当初から主人の国へ移住をしようと考えていましたが、国際結婚で生まれた子供は日本国籍を取得するために出生届を出さなければなりません。生まれた後3ヶ月以内に申請をしなければいけませんので、アフリカという遠い地から遠隔で申請するのは大変という判断で、4人の子供は日本で産みました。」

 

「それを聞くとかなり国際結婚のハードルが高い気がしますが、乗り越える秘訣はありましたか?」

 

Yさん

「言葉や文化の壁を超えるのは、お互いを想う気持ちがあれば、そこまで大変なことではありません。次にお互いの両親の説得になりますが、こちらも2人で誠意を持って結婚したい旨を伝えれば大丈夫です。先ほど伝えたように手続きが日本人同士の結婚と比べてかなり複雑だったりすることがありますが、日本で暮らされる場合は市役所に必ずお問い合わせ窓口があります。海外の場合でも、日本大使館に相談をすると、親切に必要な物のご案内を受けることができます。あとは、結婚当初は「国際結婚コミュニティ」というものにも登録をして、色々と経験者の方々からのアドバイスなども受けていました。今はインターネットの普及のおかげでこういったサービスが増えてきているようです。」

 

注釈:当時Yさんが利用していた国際結婚コミュニティは現在は存在していませんでしたが、いくつか見つけることができます。

 

▶︎「国際結婚ファミリー会」

 

 必ず解決策があります


今回のインタビューから分かったことは、国際結婚によるデメリットも存在はしますが、相手との信頼関係や、適切な情報を得る場所を知っておくことで乗り越えることは難しくないということです。そして国際結婚だからこそわかる幸せもあるのですね!

現在、外国人の恋人との国際結婚を考えられている方は、是非ご参考にされてみてください。

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naikel0311

naikel0311

内藤俊輔 31歳。 拓殖大学政経学部出身。東証一部上場サービス、広告系企業へ就職。 5年間の勤務後退職し、青年海外協力隊でルワンダへ。お土産屋支援、観光マップなどの制作を行う。 その後、カナダへワーキングホリデーを経験後、アフリカ人が経営する「アフリカと日本を繋ぐ」目的の会社とNPOの副代表を兼任中。