【働き方改革!時間か場所か】 〜大学生と元外資系金融マンの経済コラム30〜

慶應義塾大学に通う大学生が経済誌を読みコラムを書き、それに元外資系金融マンがコメントをするという、新しい形の経済コラムです。

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TPPってな〜に? 〜大学生と元外資系金融マンの経済コラム29〜

大学生Hのコラム

働き方改革。最近よく耳にする言葉です。その働き方改革においてよく使われる「テレワーク」ってご存知ですか?会社に出社せず、自宅や外出先などの勤務先以外で働くことを言います。

 

 テレワーク

テレワークする男性

 テレワークと言われると少しわかりづらいかもしれませんが、「在宅勤務」ならピンと来る方も多いのではないでしょうか?ようは場所はどこであれ働いていればいいですよ。というものです。勤務先にいなければサボってしまう人が多いんじゃないの?なんて思うかもしれませんが、実は総務省の2016年度の調査ではテレワーク導入企業は導入していない企業に比べて1.6倍もの労働生産性を示したと言われています。「勉強しなさい」と言われると勉強しないが、勉強する環境だけ整えて放っておくと勉強する子供のようです。笑

 

 テレワークの何がいいの?

 テレワークでは何よりもリラックスして仕事に望むことができます。さらに自宅で勤務をする場合は通勤しなくてすみます。日本の都心の場合は「痛勤」とも表現されるくらい肉体的・時間的に負担がかかるのでそれをなくせることは非常に効果的だと思います。逆に同僚とのコミュニケーションが減ってしまうというデメリットもあります。「喫煙所やトイレでの立ち話で仕事が進むことも少なくない」と言われるようにコミュニケーション不足に陥ってしまうこともあります。

まとめ

在宅ワークする男性

 テレワークによって業績が伸びた企業もたくさんあります。しかしフリーアドレスと言われるような会社内ならどこでもいいですよ。という考え方もあります。そのため働き方改革が進められる中で本当に求められるのは、場所かどうかということよりも社員がリラックスして仕事に望める環境なのではないかと思います。

元外資系金融マンのコメント

どのような施策が《生産性向上》に寄与するのかを調べた研究があります。グーグルのチームが調査した《プロジェクト・アリストテレス》です。その研究によると、「精神的安心感がある職場」であることが唯一生産性の向上に寄与した。(または、寄与する可能性が若干あった」)という内容でした。この内容ももしかしたらテレワークへの効果としてあるのかもしれませんね。家などで、安心した場所で仕事ができるので集中力が増す。1.6倍というのにはびっくりしましたが。弊社でも試してみようと思います(笑)

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実践の場所“VR空間” 〜大学生と元外資系金融マンの経済コラム31〜