社会人でも遅くない!ワーキングホリデーで私の人生はこう変わった

ワーキングホリデーや留学に興味はあっても、いったん社会人として働き始めると、なかなか機会を作れずにいる方は多いのではないでしょうか。そのうち「もう今から留学なんて遅いよね」「再就職が不安だからな…」と諦めてしまう人もいるかもしれません。

 

私も、ワーキングホリデーでカナダに渡ったのは29歳のときだったので、これからのキャリアの事など多くの不安を抱いての決断でした。しかし、あれから6年。いま思うと、このワーホリ体験が人生を大きく変える転機になりました。いま悩んでいる方がいたら「ぜひ今からでも海外に飛び込んで!」と声を大にして言いたいです。

 

今日は、これから海外滞在を考えている社会人の皆さんのお役に立てればと思い、私のワーキングホリデーとその後の人生についてお話したいと思います。

30代を目前に「やりたいことをやろう」と決意

学生の頃は英語が好きで「将来は国連で働きたい!」と夢見ていたほどでした。しかし、就職したのは東京のとある上場企業。どちらかというとドメスティックな事業を手がける会社で、しかも配属されたのは人事部という、海外とは全く縁のないポジションでした。

 

当時は自分なりに一生懸命、目の前の仕事に励んでいたと思います。それなりに楽しんでいましたし、安定もしていたので、側から見れば順風満帆に見えていたかもしれません。

 

しかし、就職して5年を過ぎた頃から「このままで良いのかな?」という疑問が湧いてくるようになりました。いつのまにか日々の仕事をこなす事が全てになってしまっていて、将来の夢を描けなくなってしまっていたのです。もちろん、この頃には英語もほとんど忘れてしまって、むしろ避けるほどまでになっていました。

 

けれどもそんなある日、ふとした事がきっかけで「自分の本当にしたい事って何だろう?」と真剣に考えてみることに。そして、意外にも真っ先に思い浮かんだのが

 

「留学したい」

 

ということでした。このとき29歳。もはやどこから勉強して良いのかすら分からないくらいの英語力だった私。それまでのキャリアを捨てることに両親の反対もありました。自分自身、年齢的に帰国後転職できるか不安もありました。

けれども、私の中ではなぜか急に堰を切ったように「子供の頃からの夢を諦めたくない」「このまま諦めたら一生後悔する」という思いが溢れてきて、海外に渡ることを一大決心したのです。

カナダでのワーホリ経験が将来の扉を開いてくれた

その日から10か月後。私は単身、カナダへ向かう飛行機のなかにいました。当時の私といえば、TOEIC320点と絶望的な英語力…。ものすごく苦労したことは言うまでもありません。

 

カナダではワーキングホリデービザでの滞在だったので、最初の半年は語学学校で勉強中心の生活を送り、後半はアルバイト中心の生活を送りました。その間に、ホームステイやルームシェア、ボランティアに加え、旅行、地元のヨガクラスや絵画クラスなど、とにかく1年間で自分の興味があることはなんでもやりました。

 

もちろん、自分の英語力のなさに落ち込んだり、上達に喜んだり、一喜一憂しながらの毎日。それでも努力の甲斐あって、カナダで受けたTOEICのスコアは、600点から700点、800点と徐々に上がっていき、最終的に帰国後には910点まで伸ばすことができました。

 

カナダでの一番の収穫は、なんといっても「英語を使って、人々とコミュニケーションが取れる楽しさ」に目覚めたこと!あのときの、一気に自分のなかの世界が広がったような胸の高鳴りは今でも忘れられません。

 

カナダで得たものはそれだけではありません。改めてカフェでのアルバイトをしてみて「接客が好きな自分」を再確認したことは、その後の仕事の指針になりました。また、友達もいない、自分の学歴も職歴も通用しない社会で「どのように自分の居場所を作ったらいいのか」という生き方の術を身につけたことは、その後の人生にも大いに役立っています。

帰国後も世界と繋がり続ける人生が待っていた

帰国後は、カナダで身につけた英語力を活かすために貿易会社に就職しました。小さな会社でしたが、海外出張や海外サプライヤーと取引する機会に恵まれ、仕事でも日常的に英語を使うように。私にとって、留学前には考えもしなかったことです。

 

英語力をさらに伸ばすために、英会話に通ったり、インターナショナルシェアハウスに住んでみたり、国際交流パーティーに参加したりもしました。留学前にはなかった新しい交友関係が広がっていきました。そして、その中で出会った外国人の友達の1人が、今の夫です。

 

現在は、夫の故郷であるアメリカに住んでいます。まだまだ英語は勉強中ですが、日本人のほとんどいない環境で、アメリカ人と同じように生活し仕事をする毎日。これまた、留学前には夢にも思っていなかった展開です。

 

まとめ

ここでお話した一連の出来事は、わずかここ6年ほどの間に起きたことで、振り返ると自分でも人生の転機に驚いてしまいます。もちろん、私の例が成功例というわけでもありませんし、この先の人生もどうなるかわかりません。

 

しかし私が言えるのは、一度は諦めていた留学という夢を、社会人になってからでも十分叶えられるということ。英語を身につけるのに遅すぎることなんてないこと。そして、思い切って海外に出ることで今まで見たことのない人生の景色に出会えるということ。

 

もし海外に興味があるものの、仕事や年齢のために躊躇している方、ぜひ今からでも一歩を踏み出してみませんか?

 

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apricot

apricot

英語を完全に諦めかけていた20代最後のある日、「やりたい事をやろう!」と思い立ち、7年勤めた大企業を辞めて単身カナダへ。ワーキングホリデーを通して「英語を使って世界中の人とコミュニケーションできる楽しさ」に目覚め、帰国後も仕事や国際交流で英語に触れる日々を過ごす。国際結婚後、現在はアメリカ・オハイオ州在住。アメリカの生活に役立つ情報や面白ネタをお届けするブログ「Days in the U.S.A」を運営。