【ロングフライトも快適】機長のアナウンスに注目するとCAの動きがわかる!

フライト中に機長(キャプテン)の英語アナウンスに注目したことはありますか?実は、フライト時間や現地の天候以外にも役立つ情報がたくさんあります!客室乗務員のサービスの流れやトイレに立つタイミングが、簡単にわかるようになりますよ。

 機長のアナウンスはCAへのキューサイン

機内食を食べて、『そろそろお手洗いにでも行こうかな?』と席を立ったら、トイレの前には長蛇の列。待っている間にシートベルトサインが点灯してしまって、結局席に戻る羽目に…そんな経験をしたことはありませんか?

各フライトは、『サービスプラン』と呼ばれるもので、食事を提供するタイミングが決められています。このサービスプランを頭に入れておくことも、フライト中の時間を有効活用するのに役立ちますが、例えば、夕食→消灯→朝食→着陸だったり、夕食→消灯→朝食→消灯→着陸だったり、毎回同じというわけではありません。

でも、着陸前の機長のアナウンスのタイミングは、毎フライト変わりません。客室乗務員は、この機長のアナウンスに合わせて離陸に向けてお準備を始めます。トイレに行くタイミングをギリギリまで延ばしている方も、このキューサインに合わせて立つと慌てずにすみますよ!

 着陸前の機長アナウンスの意味は?

着陸前の機長のアナウンスを機に、客室乗務員は着陸準備を始めます。このタイミングに合わせて乗客も準備を始めると、ギリギリになって焦ることがなくなります。

 

 Cabin Crew, 30 minutes to landing(業務連絡、着陸まで30分)

通常この辺りで、機長からのお別れのアナウンスが流れ、『Cabin Crew, 30 minutes to landing.』と業務連絡が続きます。

これは、もうすぐ離陸態勢に入るので、今行っている業務を素早く完了させなさい(英語ではwrap up serviceと言います)という合図です。

アルコールなどのドリンクが入っているバーカートも、この辺りで閉めてしまいますので、『どうしても最後に1杯ドリンクが欲しい!』という方は、アナウンス直後がラストチャンスです。

このアナウンスからシートベルトサインが点灯するまで、10分〜最長15分です。離陸前にトイレに行っておきたい方や着替えをしたい方は、すぐに席を立ちましょう。

 

 Cabin Crew, prepare for landing(業務連絡、着陸準備を開始)

着陸の約15分前です。

機長もしくは客室乗務員(マネージャー)より、次のようなアナウンスが流れます。

 

『Ladies and gentlemen, we are now descending and will be landing shortly. 』
(皆様、当機は着陸に備え高度を下げて、間もなく着陸いたします。

『Please make sure your seat back is in the upright position, your table is stowed, and your seat belt is securely fastened.』
(お座席の背もたれ、テーブルは元の位置にお戻しになり、シートベルトをご着用ください。)

『Our Cabin Crew will be collecting your headphones.』
(客室乗務員がヘッドフォンを回収に参ります。)

 

このアナウンスを合図に、客室乗務員は着陸に向けてキャビンの最終準備を始めます。シートベルトサインが点灯するので、この時点でトイレに並んでいる方やこれから行こうとする方は席に戻されてしまいます。

客室乗務員は、ヘッドセットの回収、頭上の荷物入れがきちんと閉まっているかを確認、座席やトレイを元に戻したり、シートベルト着用を確認したりと、かなりてんてこ舞いです。

キャビンの最終チェックが終わり次第、客室乗務員もクルーシートに座り、シートベルトを着用します。

 

 Cabin Crew, be seated for landing.(業務連絡、着陸に向けて着席)

このアナウンスが流れるときには、まさに着陸直前、着陸まで5分ほどです。この時点で席を立って歩こうとするお客様がいても、もう客室乗務員はクルーシートを離れて助けに行くことはできません。

 フライト中には暗号がいっぱい!

飛行時間が短いフライトなどは、離陸前20分〜10分のタイミングでアナウンスが入ることが多いようですが、長時間のフライトではだいたい上記のタイミングになります。

アナウンスだけでなく、禁煙サインやシートベルトサインを使った合図なども色々とあるので、興味のある方は、フライト中に客室乗務員の動きと見比べてみると面白いと思います。

例えば、禁煙サインが1度消えて再度つく(blink)のは、着陸のための滑走路が空いたという合図です。

サービスの流れがわかると、フライト中の時間も管理しやすくなります。次回海外へ行かれる際は、機長のアナウンスやコックピットから客室乗務員への秘密の合図などを気にしてみてはいかがでしょうか。